おはようございます^^
こんにちは。こんばんは。
tigubaguこと桂木大輝です。
(https://twitter.com/tigubagu0123)
人間だれしも持っている「欲」
この地球上のどんな人間も欲を持っています。
生まれたばかりの赤ん坊から、出家したお坊さんでさえ欲があります。
欲を持っていない人間、いや欲を持っていない生物は存在しないと言えます。
人間として生きる身としてはこの欲がどれほど人生を左右するかは各々が身をもって実感していると思います。
目の前のお金にくらみ不正を働いてしまった、やめればいいのに自分の一方的な思いで異性を追いかけ続けつらい思いをした、名誉が欲しいために人を蹴落とし自分のことだけを考えるようになってしまった・・・
などなど枚挙にいとまがありません。
欲の種類は宗教や、学問などによっても様々ですが、僕は仏教の5欲の分類が一番しっくりきます。
5欲とは以下の通りです。
- 財欲
- 色欲
- 食欲
- 名誉欲
- 睡眠欲
財欲
金銭欲とも言いますよね。
お金、、ほしいですよね。
生きていく上ではお金というのは決してかかせません。
全くないという状態では生きていけませんから、財欲が全くない、というのも不可能ですね。
色欲
異性や気になる人を追い求める欲ですね。
僕も人間なので、彼女が欲しいなと常々思っています。
しかし男女間の交わりはいつも素敵なことばかりではなく、その内実はドロドロしていることがとても多いです。
しかも色欲は人間の本能に根差しているため、より強く感じられてしまうんでしょうね。
食欲
好きなものっていうのはお腹がいっぱいでもついつい食べてしまうもの。
とくに甘いものなんかは、「デザートは別腹」という言葉があるようにいくらでも食べられる気がします。
実際砂糖などの甘味を引き起こす物質の成分には、人間が満腹感を感じる機能をマヒさせる効果があるらしいです。
名誉欲
特に男性に多いと言われていますね。
僕もよくわかるのですが、力を持ち支配をし、上に立ちたいという気持ちが男性は女性よりもずっと強いです。
これはまだ人間の生存本能にもかなっているなとは思います。
睡眠欲
寝たい、寝ていたい以外にも、楽をしたい、手を抜きたい、なども全て睡眠欲に入ります。
僕はとにかくめんどくさがり屋なので睡眠欲との戦いは熾烈を極めます。
欲との向き合い方~tigubagu流対処法~
まず当然のことではありますが欲を完全に消すことはできません。
欲は人間に活力を与え、人間が生きていくためには絶対に必要な要素でもあるからです。
つまり対処法としては、消すのではなく「どうやってうまく欲と付き合っていくか」が重要になります。
まずは欲に自覚的であること
このような話をすると、
「私って欲ないからな~」と言う人が必ずいるのですが、それはその人自身が気づいていないだけで、その人のふるまいをよく観察すれば欲だらけというのがわかります。
○○したい、○○せずにはいられない、というのはすべて欲に当たります。
とにもかくにもまずは自分自身がどんなときに強く何かを欲望しているのか、を分析する必要があります。
もちろん全部の欲望を明らかにすることは不可能ですが、「こんな時には○○がほしい、○○になってほしいって思ってるな」くらいのことはわかると思います。
例えば僕なら、
- インターネットで辛らつな言葉を見て傷ついたときは、誰かから傷ついただけ肯定してもらいたい。
- 自分が自分自身に罪悪感を感じたときは、誰かに「そんなことないよ。君はわるくないよ」と言ってもらいたい。
- 考えないと常に不安な気持ちを取りのぞくために常に何かを考え続けなきゃ気が済まない。
などなど。
もっとシンプルなものとしては、
- スーパーに買い物に行って別に買わなくてもいいものまで買ってしまう。
- ついつい寝る前に無駄だとわかっていながらもスマホで動画を見てしまう。
なんかも全部欲、ですね。
まずこのようにして欲を自覚し、あ、今ないものねだりしてるな、とか、無意味な行為をしてるな、のように、自覚して落ち着いて自分を客観視することが大切です。
これができれば欲との付き合い方は格段にうまくなります。
足るを知る
では自覚したうえでの対策の1つ目は、
足るを知る
ということです。
自分はすでに十分持っている、
自分は十分満たされている、
自分は十分幸せになれる存在である、
という風にないものに目を向けるのではなく、あるものに目を向けることが大切です。
これは完全な僕の持論なんですが、「あるものに目を向けることからしか人は始まらない」と思っています。
仮にほしいもの、満たしてほしいもの、があったとしてもまず第1歩を踏み出すためには自分が今持っている手持ちのカードで勝負するしかないんです。
スヌーピーも言っています。
「配られたカードで勝負するっきゃないのさ、それがどうゆう意味であれ」
本当にその通りだと思います。
そして自分のないものではなく、持っているものに目を向けると自然と心が落ち着いてきます。
言うなれば「足るを知る」とは自分の心を落ち着けて、欲に振り回されないようにするための技法ですね。
感謝をする
2つ目は感謝をする、ということです。
欲に振り回され、なんで満たされないんだ!もっともっとと言っていると、他者に感謝をすることができなくなります。
僕は他者に感謝ができると、心がすごく軽くなり、自分に自信がつきます。
ないものねだりが自然と止まります。
感謝ができるということは、それだけ自分に余裕があるということです。
知足にしろ、感謝にしろ、
欲を求める行為にあらがうためには、まず欲を自覚し、「自分が欲を持っていることに客観的になること」。自分に余裕を持つこと。
そのうえでなぜ自分は欲するのかを考えていく、ということです。
すると、そこまで求めなくても大丈夫ということにきっと気づけるはずです^^
今日のブログは以上です。
今日も皆様の一日が良き日となりますように^^
ではまた!^^