おはようございます^^
こんにちは。こんばんは。
tigubaguこと桂木大輝です。
(https://twitter.com/tigubagu0123)
僕の人生のバイブル、オードリー若林さんの『社会人大学人見知り学部 卒業見込み』に以下の文があります。
少し長いですが引用します。
『オードリーのオールナイトニッポン』に作家で入っている藤井青銅さんという人がいる。
当時、若手芸人が5分くらいの尺で一人でフリートークをするというラジオ日本の『フリートーカー・ジャック!』という番組のオーディションがあった。
今はそうではないかもしれないけどネタで何も結果を出していない芸人がフリートークできる場なんてどこにもなかった。
ライブでMCもできないから披露する場もない、
だからもちろん自分がフリートークできるかどうかなんてまったくわからない。
確かそこで僕は青銅さんに、25m以上潜水出来たら売れる。と区民プールでずっと潜水してる。
って話と、最後までサウナに入ってた奴が売れるとサウナにずっと入っていたらのぼせて倒れた、という話をした。
すると青銅さんは「君ね、その話おもしろいよ。本気で悔しかったりみじめだったりする話はおもしろいんだよ」と言ってくれた。
それまではただただ惨めな毎日だったが青銅さんのこの一言で僕の日常は変わった。
後輩に追い抜かれて惨めな気持ちになっても、事務所にごみのような扱いを受けても、同級生にひどいことを言われても、青銅さんの元へ行って話すと笑ってくれるのだ。
それからはひどい目にあったり、ひどいことを言われても「よし、『フリートーカー・ジャック!』で話せるぞ」と傷ついてるのかうれしいのかよくわからない精神状態になっていた。
これは今でも続いていて洒落になんないことが起きても「まあ、三か月後には笑い話だな」と思う。
若林さんのこのエッセイに僕はすごく救われました。
つらいことや、つらい出来事って言ってしまえばそれを「つらい」と認識するからつらいんですよね。
でもつらいことって、それだけ本気で向き合っているからつらいことだと言えます。
どうでもいいことだったら気にもとめませんからね。
そしてエッセイの中の青銅さんも言うように、本気でつらいことほど人に話した時に笑ってもらえる。
僕はもともと人を楽しませるのが好きです。
だから、こうやってつらいことを話すことで「なんねそれは笑」と笑ってもらえることで自分のつらい過去の意味を書き換えることができるんです。
つらい過去が、笑いを取れるエピソードトークの一つになる。
こう考えると無敵じゃねえかと思えてきました。
ここで話を一つ。
僕は中学の時に暴力のいじめを受けていました。
めちゃくちゃ体のでかいやつ(以下ジャイアン)で当時で110kgはあったと思います。(たしかそんなことを自慢げに語ってた。)
で、そいつが独裁政治を取っていたクラスだったのでクラスの治安はまあ最悪。
僕はひねくれの反骨心なのかとにかくこいつの言いなりにはなりたくなかった。
すぐに目を付けられとりまきともども暴力を振るわれる日々。
そして来る体育祭の日。
僕はジャイアンに呼び出しをくらい「おい、なにか面白いことやれよ」というプロの芸人さんが聞いたら泡ふいて倒れるようなことをマジの真顔でいってきました。
10分時間をやる。その間におもしろいこと考えて披露しろと。
おいおいおい、そんな単発大喜利みたいなこと俺ができるわけねえだろうが、と思いつつも10分考えた結果披露したのが、
「ウオシュレット体操」
はいウオシュレット体操~と言って、踊る。それだけ。
(僕はこのネタ好きです。)
ウケたか?と思った瞬間顔面にパンチをくらいました。
鼻血がウオシュレットのように飛び出し、赤痢の時のウオシュレットってこんな感じなんかなと思いました。
はい以上です。
この話を相方にしたら笑ってくれたのでうれしかったです^^
いじめをする奴は僕は全員クズだと思っているのでご多分にもれずこのジャイアンもクズなんですが、それ以前に人にネタを振るときは、滑ってもフォローできる力量くらいは身に着けろ、と声を大大大大大にして言いたいですね!
笑いにできる力、最強です。
とはいえ、嫌なことはもちろん嫌です。
ここはき違えないように!
今日のブログは以上です。
今日も皆様の一日が良き日となりますように^^
ではまた!^^